木材の製材、販売を行なう。主に建築用の木材を販売。全国各地の文化財を中心に、社寺仏閣、城郭建築、古民家等に材料を提供しています。
簡単に言えば、材木屋。
材木屋とは・・・
・ 木造の家を建てる時に必要な、柱・桁等の部材を製材、販売する。
・ 家を建てるのは大工さんの仕事ですが、大工さんが手をかける前の木材を作る所。
・ 簡単に言えば、丸太から四角にするのが製材、家を建てる為に四角くなったものを加工するのが、大工。
・ 大型の木材建築物、お寺や神社、お城などの材は特に選別が必要なため、材木屋の腕が問われる。
各地の木材市場で原木や既に製材された製品を予算に合わせて仕入れる。主に仕入れを行なう市場は、東海木材、岐阜銘木共同組合、木曽官材等である。
建築物に使用する木材を、施主や設計士、現場監督等の立会いのもと、材種、必要寸法、品位、含水率など検査を行なう。
市場で仕入れた原木を、お客様に求められている、材種、寸法、品位に見合うものに製材する。品位とは・・・節の有無や赤身、赤勝等の色が指定される
製品となった材を、お客さまのもとへ納入する。次に部材を加工する大工のもとへ送る場合が多い。
全国各地の国宝・重要文化財の材を納入できること。特に城郭建築や社寺はそのスケールの大きさに驚かされます。
難しい材料がとれた時の充実感は、何物にも変えがたいものがあります。
木は表面から見ても中がわからないことが多い。悪いものに関しては保管し、材の転用を考える。
丸太に関しては生のほうがよい。ただ、納入は乾燥剤を求められるので、乾燥後、曲がりや捩れなどの狂いを修正するために、挽きなおしが必要となる。
曲がり、割れへの対応。曲がりや割れは木が生き物である限り起こりうることなので、製品管理を行なう場合は、最小限に抑えるようにしなければならない。